オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

Enterprise A2019 アクションパッケージ開発手法の概要

Enterprise A2019 アクションパッケージ開発手法の概要

Automation Anywhere Enterprise A2019 でアクションパレットにアクションを追加するためのパッケージ開発手法のドキュメントが公開されました。

目次

 

 

 

何ができるか? 

Automation Anywhere Enterprise A2019のアクションパッケージ開発では、有償版 (オンプレミス/クラウド共)のアクションパレットで独自のアクションを追加することができます。独自のアクションには独自のアイコンや詳細パネルのUIを定義することができます。If/ループアクションに出てくる条件やトリガー条件も独自に作成することが可能です。

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アクションパッケージ開発でできること (AA社ドキュメントから引用)

 

パッケージ開発SDKをダウンロード

Automation Anywhere社の製品ドキュメントサイトから最新のものをダウンロードします。今日現在ではSeptember 2020, Release (A2019.16), A2019-package-sdk-2.0.5.zipが利用できます。

docs.automationanywhere.com

ダウンロードしてコンパイル、Control Roomにアップすると、以下のパッケージが追加されます。これを見ると、パッケージ開発でどんなことができるかがだいたいわかります。

A2019 Demo Package

 

開発環境はJavaJava開発IDEを選ぶ

パッケージの開発にはJavaを使います。Javaコンパイルした.jarファイルをControl Roomにアップロードすることで新しいパッケージが使えるようになります。

Java開発のためのIDEIntelliJ IDEA (Community Editionが無料ダウンロード可)、Eclipseから選択します。Java IDEとしてはEclipseの方が有名ですが、動作が重いとの話もあり、IntelliJの方がサクサク動きそうです。

ただし、IntelliJはGradleを使ったビルドは現時点ではコマンドラインになるので、そこの好き嫌いはあるかもしれません。

qiita.com

 

参考文献

こちらにいくつか参考になる情報が公開されています。

www.slideshare.net


qiita.com

qiita.com

docs.automationanywhere.com

 

 

 

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