Automation 360 v.23リリース情報 (Enterprise Edition)
Automation360は2019年10月にリリースされてからほぼ毎月、新しいビルドがリリースされ続けています。今回、米国時間12月2日にAutomation 360 v.23 Community Edition (ビルド11429) と、有料版のクラウドサンドボックス環境が、米国時間12月22日にEnterprise Cloudとオンプレミス版が出ました。今回は、Automation 360 v.23 Enterprise Edition/オンプレミス版の差分を見て行きましょう。
前回のAutomation 360 v23 (Community Edition, Enterprise Cloud Sandbox) のリリース情報
目次
- Automation 360 v.23のリリースノート情報
- Azure Key Vaultのサポート
- Bot のバージョン比較
- プロダクションラベルのサポート
- AA de Knightで情報も発表
- 過去のリリース情報を追うには
Automation 360 v.23のリリースノート情報
今回も、前回のAutomation 360 v22が出てから、3カ月経ってのリリースとなりました。
この中から主なものを抜き出してみます。
※ちなみに、利用にはBot Agentの更新が必要で、バージョン21.116.12107以降を使う必要があります。
尚、Community EditionやCloud Sandboxでも当てはまるものについては、前回のAutomation 360 v.23 (Community Edition, Cloud Sandbox) のリリース情報で触れていますので参照してください。
なお、v23は以下の過去3つの最新リリースからのアップグレードのみをサポートしています。
- v.22 (ビルド 10520)
- v.21 (ビルド 9664、9642、9595)
- v.20 (ビルド 8815)
Azure Key Vaultのサポート
外部のKey ValultからActive Directory (AD)、 サービス アカウント、SMTP 資格情報、自動ログインの資格情報、オートメーションによる資格情報を取得できるようになりました。これにはユーティリティプログラムが必要で、A-Peopleにある.jarファイルをダウンロードして使います。
Bot のバージョン比較
公開ワークスペースで、[バージョンの比較] オプションを使用してBotのバージョン比較を行うことが出来ます。選択した2つのバージョン間の相異点を強調表示でわかりやすく比較でき、またバージョン間での、アクション、パッケージ、トリガー、変数の違いも確認できます。
プロダクションラベルのサポート
Botの特定のバージョンにプロダクションラベルをつけることができ、以後、このバージョンがスケジュール実行、エクスポート、キュー実行、トリガーされるようにできます。
AA de Knightで情報も発表
AAの中の人によるv.23の解説もリリースされています。
過去のリリース情報を追うには
また、以下の記事で過去のリリースノートの概要が見られるようです。
こちらの記事でも、過去のオフィシャルリリースノートが一覧になっています。
次回のAutomation 360 v.24は2022年4月頃のリリースのようです。
楽しみですね!