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RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

IQ BotでTegakiエンジンが正式リリース

IQ BotでTegakiエンジンが正式リリース

1月14日に、オートメーション・エニウェアとコージェントラボから発表があり、IQ BotとTegakiの連携が2月1日より提供開始になるとアナウンスされました。 これを機に、IQBot x Tegakiの最新情報について振り返ってみます。

 目次

 

IQ Botで選択できるOCRエンジン

Tegakiが加わることで、IQ Botでは5つのエンジンが選択可能になります。それぞれ向き不向きがありますが、基本はABBYYを使いつつ、状況によってエンジンを使い分ける、というのが基本的な使い方のようです。

IQ Botで選択できるOCRエンジン

IQ Botで選択できるOCRエンジン

IQ Bot x Tegaki の得意分野、最新情報

IQ Bot x Tegakiの情報は、先月12月に行われたRPA Bankのイベント「OCR Lab 2020」でオートメーション・エニウェアのセッションがあり、詳細は動画や記事を参照する必要がある (要登録)が、要点だけ箇条書きにしておきます。

 

IQ Botの得意分野

  • 自動化を目的とした多品種帳票の構造の共通化 - 請求書のように、書式を自社で決めることができず、フィールドはほぼ共通だがレイアウトが異なる帳票をAIで分類して読み取る
  • 可変/ページまたぎの明細や位置が浮動する項目も取得が可能 - 請求書の複数の明細行の行数がものによって違っていた李、1項目の中に複数行があるような場合も対応が可能。(他社ではなかなかできない

Tegaki の得意分野 (元々の単体製品の場合)

  • 日本語手書きや記号などを含む定型帳票を高い精度で読み込める
  • ディープラーニングを活用した認識精度の継続的な向上
  • 言語モデルの拡張による認識精度の向上

 

組合せによる強み

  • 日本語手書きや記号などを含む定型帳票、準定型帳票を高い精度で読み込める
  • 準定型帳票はIQ Botのエンジンを使い、多品種帳票の構造の共通化、可変/ページまたぎの明細が取得可能

 

動画

rpa-bank.com

 

記事

rpa-bank.com

 

 

IQ Botの事例、第三者による精度比較の例など

また、事例など、各種情報がこちらの記事にまとまっています。

autodojo.hatenablog.com

 

 

 

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