オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

文字数分だけ切り取る

文字数分だけ切り取る

文字列から文字数分だけ切り取るには「文字列 : 従属文字列」アクションを使います。

目次

 

「文字列 : 従属文字列」アクションを使う方法

 例題として以下の文字列の3番目の文字から4文字を取り出します。

1234567890

「文字列 : 従属文字列」(String : Substring) アクションの使い方

指定の文字列から従属文字列を抽出します。

 

入力:

 フィールド名  型  説明

ソース文字列
(Source String)

文字列   処理する文字列
開始
(Start from)
数字 開始位置を指定します。先頭は1です。(デフォルトは1)
長さ(オプション)
(length (optional))
数字 切り取る長さです。空白にすると文字列の最後まで切り取ります。

 

出力:

 フィールド名  型  説明
出力を変数に代入
(Assign the output to variable)
文字列 出力を格納する変数を指定 

 

解法:

  1. 「文字列 : 従属文字列」アクションを配置します。
  2.  アクションの詳細パネルで以下を指定します。
    • 「ソース文字列」に「1234567890」を指定します。
    • 「開始」に「3」を指定します。
    • 「長さ」に「4」を指定します。
    • 「出力を変数に代入」に「$prompt-assignment$ - 文字列」を選択します。
  3. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
  4. 保存して実行します。

結果:

「3456」となります。

 

 

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