区切られた文字列をリスト変数に分割する

区切られた文字列をリスト変数に分割するには「文字列 : 分割」アクションを使います。

目次

「文字列 : 分割」アクションを使う方法

 例題として以下のカンマ区切り文字列をリスト変数の各要素に分割して格納します。

1,2,3,4,5,6,7,8,9

「文字列 : 分割」(String : Split) アクションの使い方  「以前」で指定された文字から「以後で指定された文字」までの従属文字列を抽出します。 入力:  フィールド名  型  説明 ソース文字列 (Source String) 文字列   処理する文字列 区切り文字 (Delimiter) 文字列 文字列中で区切り文字として扱う文字(列) 区切り文字は (Delimiter is) 選択肢 「大文字と小文字が区別される」or「大文字と小文字が区別されない(デフォルト)」 従属文字列に分割 (Split into substrings) 選択肢 「可能なすべて(デフォルト)」or「限定(数字を指定)」 出力:  フィールド名  型  説明 出力をリスト変数に代入します (Assign the output to list variable) リスト 出力を格納するリスト変数を指定

解法:

1. リスト型変数(要素は文字列) $list$ を作成しておきます。
2. 「文字列 : 分割」アクションを配置します。
3.  アクションの詳細パネルで以下を指定します。
• 「ソース文字列」に「1,2,3,4,5,6,7,8,9」を指定します。
• 「区切り文字」は「,」を指定します。
• 「出力をリスト変数に代入」に「$list$ - リスト - 文字列」を選択します。
4. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $list[0]$ を指定します。
5. 保存して実行します。

結果:

「1」となります。