カンマ区切りの文字列配列からn番目の要素を抜き出す
カンマ区切りの文字列配列からn番目の要素を抜き出すには「文字列 : テキストの抽出」アクションを使います。(ただし文字列にはカンマは含まれていないものとします)
目次
「文字列 : テキストの抽出」アクションを使う方法
例題として以下のカンマ区切りの文字列から3番目の要素 (c) を抜き出します。
a, b, c, d, e, f
「文字列 : テキストの抽出」(String : Extract text) アクションの使い方 (「以前または/および以後」オプションの場合) 「以前」で指定された文字から「以後で指定された文字」までの従属文字列を抽出します。
入力:
※ 「テキストの後に開始」を空欄にした場合は「文字を取得」が「以後」オプション、「テキストの後に終了」を空欄にした場合は「文字を取得」が「以前」オプションを選択したのと同じ動きになります。(ただし2つの条件が「または」で結ばれている場合)
出力:
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解法:
- 「文字列 : テキストの抽出」アクションを配置します。
- アクションの詳細パネルで以下を指定します。
- 「ソース文字列」に「a, b, c, d, e, f」を指定します。
- 「文字を取得」は「以前および/または以後」に設定します。
- 「テキストの後に開始 (オプション)」には「,」を指定します。
- 「出現」には2 (3-1)を指定します。
- 「および/または」は「または」を指定します。
- 「テキストの後に終了 (オプション)」には「,」を指定します。
- 「出現」には1を指定します。
- 「出力を変数に代入」に「$prompt-assignment$ - 文字列」を選択します。
- 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
- 保存して実行します。
結果:
「c」となります。ちなみに、1番目の要素を取得するには、最初の「出現」オプションに "0" を指定します。(0も指定できるのです!) したがって、一番目の「出現」フィールドの値をカンマ区切りの文字列配列の要素数 (ゼロから始まる)のように扱うことができます。