文字列を結合する

文字列を連結するには「文字列 : 代入」アクションや「リスト : 項目を結合」アクションを使います。

目次

「文字列 : 代入」アクションを使う方法

 例題として3つの文字列型変数 $a$ と $b$ と $c$ に入った文字列を結合します。

$a$="青い"

$b$="海"

$c$="岸"

「文字列 : 代入」(String : Assign) アクションの使い方 指定の文字列を代入または連結します。 入力:  フィールド名  型  説明 ソースの文字列変数/値を選択(オプション) (Select the source string variable(s)/ value (optional)) 文字列   代入する文字列。ブランクにした場合は文字列に代入される値は長さゼロの文字列になります。 出力:  フィールド名  型  説明 ターゲットの文字列変数を選択 (Select the destination string variable) 文字列 出力を格納する変数を指定

解法:

文字列を結合するには、文字列フィールドの中で演算子を入れずに並べます。変数の中身を結合する場合も単純に変数を並べればOKです。

1. 「文字列 :代入」アクションを配置します。
2.  アクションの詳細パネルで以下を指定します。
• 「ソースの文字列変数/値を選択」に「$a$$b$$c$」を指定します。
• 「出力を変数に代入」に「$prompt-assignment$ - 文字列」を選択します。
3. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
4. 保存して実行します。

結果:

「青い海岸」となります。

「リスト : 項目を結合」アクションを使う方法

 結合したい文字列がすべてひとつのリスト型変数に入っている場合に使う方法です。例題として以下の値が入ったリスト型変数 $list$ を結合します。

$list[0]$="青い"

$list[1]$="海"

$list[2]$="岸"

「リスト : 項目を結合」(List : Join items) アクションの使い方 リスト内のすべての項目を結合。 入力:  フィールド名  型  説明 リスト変数 (List variable) リスト変数   文字列が要素に含まれるリスト変数をしています。 区切り文字(オプション) (Delimiter (optional)) 文字列   結合した各文字列要素の間に入れ込む文字を指定します。空白にすると区切り文字は使われません。デフォルトはカンマ (,)です。 出力:  フィールド名  型  説明 出力を変数に代入 (Assign the output to variable) 文字列 出力を格納する変数を指定

解法:

1. 「リスト:項目を結合」アクションを配置します。
2.  アクションの詳細パネルで以下を指定します。
• 「リスト変数」で「$list$ - リスト」を選択します。
• 「区切り文字」を空白にします。
• 「出力を変数に代入」で「$prompt-assignment$ - 文字」を選択します。
3. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
4. 保存して実行します。

結果:

「青い海岸」となります。