オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

2020年のクラウドRPA市場のシェア

2020年のクラウドRPA市場シェア

そろそろ2020年のRPA市場のシェア情報が調査会社から発表される時期になってきました。今年のIDCのデータには、クラウドという新しい観点での情報が入っていたので紹介します。 

 

Automation Anywhere発表の2020年のクラウドRPA市場シェア

7月1日にオートメーション・エニウェアから発表されたプレスリリースには、2020年のクラウドRPAベンダーシェアという観点の市場データが引用されていました。

www.automationanywhere.com

 

引用されているのはIDCの「Worldwide Intelligent Process Automation Market Shares 2020」という調査レポートです。そこでは、オートメーション・エニウェアは54%のシェアがあるとなっていました。

パブリッククラウドRPAベンダーシェア 2020  (オートメーション・エニウェア)

パブリッククラウドRPAベンダーシェア 2020 (オートメーション・エニウェア)

また、これに先立ち、LinedInなどでシェアされていた情報として、ほぼ同じソースからの情報でほかのベンダーが掲載されているものもありました。これによると、クラウドではBlue Prismが9%、UiPathが8%となっています。今まで見てきたRPA市場全体のシェアと比べると、傾向がかなり違う印象です。

もう一つのバージョンのクラウドRPA市場シェア

もう一つのバージョンのクラウドRPA市場シェア

Blue Prism発表の2020年のクラウドRPA市場シェア

一方、Blue PrismもTwitterなどで同じIDCの調査レポートがソースとなっているデータを公開しています。こちらではBlue Prismは27.4%になっています。

パブリッククラウドRPAベンダーシェア 2020 (ブループリズム)

パブリッククラウドRPAベンダーシェア 2020 (ブループリズム)

 同じソースのはずなのに数字が異なりますね。これは不思議。両社で公開している資料には、セグメント情報など細かいところまでは書かれていないですが、その辺が違うのでしょうか...!?

 

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