2021年のガートナーのRPAマジック・クアドラント
今年のRPA市場の最新のマジック・クアドラントがガートナー社から発表されました。その内容を見ていきましょう。
目次
2021年のマジック・クアドラント
最新のマジック・クアドラントを見てみると、LeadersにはUiPath、Automation Anywhere、Microsoft、Blue Prismの4社が位置しています。Microsoftが新たにVisionariesから昇格し、WorkFusionと入れ替わりました。
去年と比較、その他
去年のマジック・クアドラントと比べてみると、そのほか気づくところがいくつかありました。
- Microsoftの「ビジョンの完成度」が去年は右に行き過ぎていて、今年は相対位置が修正されたようです。
- Pegasystemsの「ビジョンの完成度」は高い位置を保っています。去年からこの軸だけだと1位を維持しています。
- Blue Prismの「ビジョンの完成度」が相対的に後退しました。
- KofaxやAntWorksといったプレイヤーが図から消えてしまいました。
- NTTは最後尾に近いが、「実行する能力」がちゃくちゃくと上がってきています。日本市場で大きなシェアを取りつつ、WinActor 7.xで海外展開の体制も整ってきていることが挙げられるでしょう。