オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

2021年のガートナーのRPAマジック・クアドラント

2021年7月発行のガートナーのRPAマジック・クアドラント

今年のRPA市場の最新のマジック・クアドラントがガートナー社から発表されました。その内容を見ていきましょう。 

目次

 

2021年のマジック・クアドラント

最新のマジック・クアドラントを見てみると、LeadersにはUiPath、Automation Anywhere、Microsoft、Blue Prismの4社が位置しています。Microsoftが新たにVisionariesから昇格し、WorkFusionと入れ替わりました。

2021年7月発行のガートナーのRPAマジック・クアドラント

2021年7月発行のガートナーのRPAマジック・クアドラント

 去年と比較、その他

去年のマジック・クアドラントと比べてみると、そのほか気づくところがいくつかありました。

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2020年7月発行のガートナーのRPAマジック・クアドラント
  • Microsoftの「ビジョンの完成度」が去年は右に行き過ぎていて、今年は相対位置が修正されたようです。
  • Pegasystemsの「ビジョンの完成度」は高い位置を保っています。去年からこの軸だけだと1位を維持しています。
  • Blue Prismの「ビジョンの完成度」が相対的に後退しました。
  • KofaxやAntWorksといったプレイヤーが図から消えてしまいました。
  • NTTは最後尾に近いが、「実行する能力」がちゃくちゃくと上がってきています。日本市場で大きなシェアを取りつつ、WinActor 7.xで海外展開の体制も整ってきていることが挙げられるでしょう。

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