指定した文字よりも後の文字を切り取るには「文字列 : テキストの抽出」アクションを使います。
目次
「文字列 : テキストの抽出」アクションを使う方法
例題として以下の文字列から「~株式会社」を取り去った組織名を得ることを考えます。
オートメーション株式会社
「文字列 : テキストの抽出」(String : Extract text) アクションの使い方 (「以後」オプションの場合)
文字列の最初から「以後」で指定された文字までの従属文字列を抽出します。
入力:
フィールド名 |
型 |
説明 |
ソース文字列 (Source String)
|
文字列 |
処理する文字列 |
文字を取得 (Get characters) |
選択肢 |
「以前 (Before)」or「以前または/および以後 (Before and/or after)」or「以後 (After)」を選択。今回、ここは「以後」を選択 |
テキストの後に終了 (オプション) (End before text (optional)) |
文字列 |
抽出したい従属文字列の直後に来る文字列を指定 |
出現 (Occurrence) |
数字 |
上記で指定した文字列がn回目に出現した場所を指定 (デフォルトは1) |
一致文字列がない場合の戻り値 (If no match found return...) |
選択肢 |
「ソース文字列」 or 「空 (Null) の文字列」のどちらを返すかを選択 (デフォルトは「ソース文字列」) |
取得する文字数 (Number of characters to go) |
選択肢 |
「すべて」 or 「制限」(最大文字数を数字で指定)のどちらにするか選択 (デフォルトは「すべて」) |
抽出したテキストをカット (空白スペースを削除) (Trim the extracted text (remove blank spaces) |
Boolean |
抽出後文字列の前後の空白をトリムするかを指定 (デフォルトはON) |
抽出したテキストから Enter を削除 (Remove Enter from extracted text) |
Boolean |
抽出後文字列から改行コードを削除するかを指定 (デフォルトはON) |
出力:
フィールド名 |
型 |
説明 |
出力を変数に代入 (Assign the output to variable) |
文字列 |
出力を格納する変数を指定 |
|
解法:
- 「文字列 : テキストの抽出」アクションを配置します。
- アクションの詳細パネルで以下を指定します。
- 「ソース文字列」に「オートメーション株式会社」を指定します。
- 「文字を取得」は「以後」に設定します。
- 「テキストの後に終了 (オプション)」には「株式会社」を指定します。
- 「出力を変数に代入」に「$prompt-assignment$ - 文字列」を選択します。
- 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
- 保存して実行します。
結果:
「オートメーション株式会社」⇒「オートメーション」
となります。