オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

文字列を置換する

文字列を置換する

文字列の中の特定の文字列を置換するには「文字列 : 置換」アクションを使います。

目次

 

「文字列 : 置換」アクションを使う方法

 例題として以下の文字列で「.」を「,」に置換します。

1.2.3.4.5.6.7.8.9

「文字列 : 置換」(String : Replace) アクションの使い方 

「ソース文字列」の指定部分を「置換文字列」に置換します。

 

入力:

 フィールド名  型  説明

ソース文字列
(Source String)

文字列   処理する文字列
文字列を検索
(Find String)
文字列 置換対象の文字列を指定
検索時
(When finding)
選択肢 「大/小を区別」or「大/小を区別しない(デフォルト)」
"検索文字列"は次のとおりです。
(The "find string" is)
選択肢 正規表現」or「非正規表現(デフォルト)」
開始(オプション)
(Start from (optional))
数字  変数に出力する際の開始位置(デフォルトは1)。この位置以前はトリミングされ出力されない。
カウント (オプション)
(Count (optional))
数字 置換する回数。ブランクまたは-1の場合は最後まで置換する。デフォルトは-1
置換する (オプション)
(Replace with (optional))
文字列 置換後の文字列

 

 

出力:

 フィールド名  型  説明
出力を変数に代入
(Assign the output to variable)
文字列 出力を格納する変数を指定 

 

解法:

  1. 「文字列 : 置換」アクションを配置します。
  2.  アクションの詳細パネルで以下を指定します。
    • 「ソース文字列」に「1.2.3.4.5.6.7.8.9」を指定します。
    • 「文字列を検索」に「.」を指定します。
    • 「置換する」に「,」を指定します。
    • 「出力を変数に代入」に「$prompt-assignment$ - 文字列」を選択します。
  3. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
  4. 保存して実行します。

結果:

「1,2,3,4,5,6,7,8,9」となります。

 

 

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