オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

文字列の長さを取得する

文字列の長さを取得する

文字順の長さを取得するには「文字列 : 長さ」アクションを使います。型キャストを使う方法もあります。

目次

 

例題として以下の文字列の長さを取得します。この文字は文字型変数 $s$に入っているものとします。

あいうえおABCDEFG

 

「文字列 : 長さ」アクションを使う方法

「文字列 : 長さ」(String : Length) アクションの使い方

文字列の長さを取得します。

 

入力:

 フィールド名  型  説明

ソース文字列
(Source String)

文字列   処理する文字列

 

出力:

 フィールド名  型  説明
出力を変数に代入
(Assign the output to variable)
数字 出力を格納する変数を指定 

 

解法:

  1. 数字型変数 $n$ を作成しておきます。
  2. 「文字列 : 長さ」アクションを配置します。
  3.  アクションの詳細パネルで以下を指定します。
    • 「ソース文字列」に「$s$」を指定します。
    • 「出力を変数に代入」に「$n$ - 数字」を選択します。
  4. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $n.Number:toString$ を指定します。
  5. 保存して実行します。

結果:

「12」となります。

 

※当然、半角文字も全角文字も1とカウントされます。

 

型キャストを使う方法

四則演算や変数の型変換を簡単に行う』に記載のある型キャスト$s.String:length$を使います。型キャストはネストもできます。

 

解法:

  1. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $s.String:length.Number:toString$ を指定します。
  2. 保存して実行します。

結果:

「12」となります。

 

 ※当然、半角文字も全角文字も1とカウントされます。

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