A2019クラウドに一時的につながらないときにチェックするステータスダッシュボード
Automation Anywhere A2019クラウドに一時的につながらなくなった場合、可能性の一つとしてクラウドサービス側に障害が発生していたりメンテナンスになっている場合があります。ステータスダッシュボードをチェックするとこれを確認できます。
目次
ステータスダッシュボード
ステータスダッシュボードは、以下のリンクからアクセスできます。
status.automationanywhere.digital
ダッシュボードは以下のような見た目をしています。
ステータスダッシュボードはいくつかのセクションに分かれています。
ヘッダー
ヘッダーセクションでは、表示される情報のタイムゾーンの設定と最新情報の購読の設定ができます。
右側の歯車アイコン (⚙)からは、表示される情報のタイムゾーン設定が可能です。"(GMT 9:00 Asia/Tokyo"を選びましょう。
[SUBSCRIBE] ボタンからは、最新情報を受け取る電子メールアドレスを設定できます。
Component Summary
コンポーネントのサーバー毎にステータスの概要を確認できるセクションです。
Automation Anywhere のクラウド版は、実稼働環境 (Enterprise Cloud)、トライアル (Free Trial)、Community Edition (community, community2の2つある)、License Server、Private Bot Store、RPA Bots for Excel など、利用している環境毎にサーバーが分かれているため、該当する項目を見ます。
サーバー名の右に (i) アイコンがある場合は、マウスポインタを上に置くと、追加のツールチップが表示されます。URLやサーバーが置かれているデータセンターの場所を確認できることがあります。(以下の例では、Community Editionの1つ目のサーバーはUS Westデータセンターにあることがわかります。)
Enterprise Cloudは購入場所により、世界中のどのデータセンターにあるかが異なりますので、該当する地域のデータセンターの状態を見ます。
状態を表すアイコンは以下の通りです。
- Operational = 正常稼働中
- Informational = 追加情報あり
- Under Maintenance = メンテナンス中 (停止中)
- Degrated performance = 稼働しているがパフォーマンスが低下
- partial Outage = 部分的にサービス中断
- Major Outage = サービス中断
また、現在は正常稼働中だが、サービス中断などがあった場合は、以下のアイコンが表示されます。
正常稼働中だがサービス中断があった
正常稼働中だがメンテナンスがあった
正常稼働中だが一部サービス中断があった
Component Status History
"Component Summary" セクションで表示される情報の履歴を見ることができます。履歴は14週前 (3カ月間) までさかのぼることができるようです。アップタイムの計算を手計算で行うこともできるため、実質的な過去の稼働率を計算することも可能です。
過去にサービス中断やメンテナンスがあったところは、アイコンをクリックすると詳細を見ることができます。
Incident History
過去7日間のサービス中断やメンテナンス情報に関する詳細を見ることができます。
各インシデントの右側のアイコンをクリックすることで、インシデントごとのページを表示させることもできます。