オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

Salesforce Connector がAppExchange 日本版にリリース

Salesforce ConnectorがAppExchange日本版にリリース

セールスフォース・ドットコムが提供しているマーケットプレース『AppExchange』日本語サイトで、最近Automation Anywhereの連携モジュールが公開されていたので、これについて触れてみます。

今回公開されているのは『Automation Anywhere RPA Bots for Salesforce』というモジュールです。(会社単位で年間約10万円の有料ソフトウェア)
 https://appexchangejp.salesforce.com/appxListingDetail?listingId=a0N3u00000OMcLDEA1

Salesforce Connectorのダウンロード画面

Salesforce Connectorのダウンロード画面

 セールスフォース・ドットコムとRPAのAutomation Anywhereを連携させるシナリオとしては、このページにも書かれている以下のような使われ方の事例があるようです。

Service Cloudの事例

  • 顧客の同定 (連絡先レコードを開いたときにSalesforce外の顧客データを能動的に収集し、コンテキストに従って顧客の候補を提示等)
  • 発注の検収と処理
  • ケース管理 (エスカレーション、顧客への通知、ケースの更新等)

Sales Cloudの事例

  • 自動化された商談管理。
  • 営業タスク支援 (ステージごとの営業タスクの作成、管理レポートの生成)
  • 顧客データ管理 (顧客レコードの重複の除去、顧客と連絡先情報の更新)

 

このモジュールの使い方ですが、説明が英語ですが以下のページにあります。

docs.automationanywhere.com

 

入っているモジュールは以下の二つです。

  • Salesforce 向けのAutomation Anywhere Botコネクタ

    SalesforceBot コネクタは、Bot設定画面と REST API のコレクションの組み合わせを使用して、Salesforce プラットフォームと Automation Anywhere Enterprise Control  Room間の安全な統合をユーザに提供します。

 また、動作に必要な要件は以下の通りです。

  • Enterprise A2019 Control Roomがクラウド上にあること (Control RoomのIPアドレスやURLが安全なインターネット上にある)
  • Bot Creatorライセンスが一つ以上
  • Unattended Bot Runnerライセンスが一つ以上

 残念ながら実際にインストールして試すのは大掛かりなのでできませんが、Classic モードでウェブスクレイピングをして連携をする方法と比べると、いろいろな連携ができそうです。

公式YouTubeに英語ですが動画があります。眺めているとどんなことができるかがだいたいわかります。

www.youtube.com

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