Salesforce Connector がAppExchange 日本版にリリース
セールスフォース・ドットコムが提供しているマーケットプレース『AppExchange』日本語サイトで、最近Automation Anywhereの連携モジュールが公開されていたので、これについて触れてみます。
今回公開されているのは『Automation Anywhere RPA Bots for Salesforce』というモジュールです。(会社単位で年間約10万円の有料ソフトウェア)
https://appexchangejp.salesforce.com/appxListingDetail?listingId=a0N3u00000OMcLDEA1
セールスフォース・ドットコムとRPAのAutomation Anywhereを連携させるシナリオとしては、このページにも書かれている以下のような使われ方の事例があるようです。
Service Cloudの事例
- 顧客の同定 (連絡先レコードを開いたときにSalesforce外の顧客データを能動的に収集し、コンテキストに従って顧客の候補を提示等)
- 発注の検収と処理
- ケース管理 (エスカレーション、顧客への通知、ケースの更新等)
Sales Cloudの事例
- 自動化された商談管理。
- 営業タスク支援 (ステージごとの営業タスクの作成、管理レポートの生成)
- 顧客データ管理 (顧客レコードの重複の除去、顧客と連絡先情報の更新)
このモジュールの使い方ですが、説明が英語ですが以下のページにあります。
入っているモジュールは以下の二つです。
- Salesforce 向けのAutomation Anywhere Botコネクタ
Salesforce 用 Bot コネクタは、Bot設定画面と REST API のコレクションの組み合わせを使用して、Salesforce プラットフォームと Automation Anywhere Enterprise Control Room間の安全な統合をユーザに提供します。
- Salesforce 用のAutomation Anywhere Botプラグイン
Botプラグインは Salesforce Lightning UI フレームワークを使用して構築されたコンポーネントで、ユーザは Salesforce 内のどこからでもBotを起動できます。
また、動作に必要な要件は以下の通りです。
残念ながら実際にインストールして試すのは大掛かりなのでできませんが、Classic モードでウェブスクレイピングをして連携をする方法と比べると、いろいろな連携ができそうです。
公式YouTubeに英語ですが動画があります。眺めているとどんなことができるかがだいたいわかります。