オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

Excelのシリアル値を日時に変換

Excelのシリアル値を日時に変換

Excelの基本パッケージで取得した日付情報はシリアル値で取得されます。これを日付型変数に変換するには、Bot Store上で配布されている「日時 (日本)」パッケージを使います。

 

目次

  

「日時 (日本)」パッケージを使う方法

※商用版Enterprise版のみの機能でCommunity Editionでは利用不可。

Bot Store上で配布されている「日時 (日本)」パッケージをダウンロードしてインストールしておくと、Excelのシリアル値から日付型変数への変換を簡単に行うことができます。

 

「日時 (日本) : シリアル値を日時に変換」アクションの使い方

 Excelのシリアル値を日時に変換します。

 

入力:

 フィールド名  型  説明

対象の日付

文字列   Excelのシリアル値。

 

出力:

 フィールド名  型  説明

出力を変数に代入

日時   結果を出力する変数を指定。

 

解法:

  1. 日時型変数の$d$をあらかじめ作成しておきます。
  2. 「日時 (日本) : シリアル値を日時に変換」アクションを挿入します。
  3. アクションの詳細パネルで以下を指定します。
    • 「対象の日付」で「43831」を指定。
    • 「出力を変数に代入」で$d$ - 日時を選択。
  4. 「日時 (日本) : 文字列に変換」アクションを挿入します。
  5. アクションの詳細パネルで以下を指定します。
    • 「対象の日付」で「変数」に「$d$」を指定。
    • 「日付フォーマットを選択」で「定型フォーマット」を選択、「日付の書式」を「西暦 (2020年5月1日)」に指定。
    • 「出力を変数に代入」で$prompt-assignment$ - 文字列を選択。
  6. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
  7. 保存して実行します。

結果:

「2020年1月1日」と表示されます。

 

 

 

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