オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

指定した時間だけ次の操作を待つ

指定した時間だけ次の操作を待つ

Automation Anywhere A2019で指定した時間だけ次の操作を待つには「遅延: 遅延」アクションを使います。

目次

 

「遅延」パッケージを使う方法

アクションの間で指定した時間だけ、もしくは指定した時間範囲の間でランダムにウェイトを賭けたい場合に使います。

「遅延 : 遅延」(Delay : Delay) アクションの使い方

 時刻を指定した遅延を追加します

 

入力:

 フィールド名  型  説明

遅延のタイプ
(Delay type)

選択肢   「定期(デフォルト)」または「ランダム」
遅延
(Delay)
数字

 【遅延のタイプが「定期」の場合】

遅延の秒数 or ミリ秒 (単位は次のオプションで指定)

開始範囲
(From)
数字 【遅延のタイプが「ランダム」の場合】
遅延の秒数 or ミリ秒の最低値
終了範囲
(To)
数字 【遅延のタイプが「ランダム」の場合】
遅延の秒数 or ミリ秒の最高値
時間単位
(Time unit)
選択肢 「ミリ秒(デフォルト)」or「秒」

 

解法:

  1.  「遅延: 遅延」アクションを配置します。
  2.  アクションの詳細パネルで以下を指定します。
    • 「遅延」に「5000」を指定。
  3. 保存して実行します。

結果:

5000ミリ秒 (=5秒)経った後、ボットが完了します。

 

メモ:

Automation Anywhereの場合は、「メッセージボックス」アクションや「レコーダー」アクションをはじめ、待機/遅延が必要そうなアクションには、アクションの詳細に遅延/待機のオプションがついている場合は多いので確認してみてください。アクションのオプションについている場合は、わざわざ別に「遅延」アクションを挿入する必要はありません。 

 

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