現在の日時を返す (フォーマットされたもの)
Automation Anywhere A2019 で現在の日時を文字列で整形して返すには、「日時」パッケージの「文字列に変換」アクション、またはシステム変数を使います。
目次
「日時」の「文字列に変換」アクションを使う方法
「日時: 文字列に変換」(Datetime : To string) アクションの使い方 日時の値を文字列に変換して、それを文字列変数に代入します
入力:
出力:
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解法:
- 「日時 : 文字列に変換」アクションを配置します。
- アクションの詳細パネルで以下を指定します。
- 「ソースの日時変数」に「System:Date」を指定します。
- 「日時フォーマットを選択」で「カスタムフォーマット」を選択して、テキストボックスに「yyyy/MM/dd hh:mm:ss」と指定します。
- 「変数に出力を代入」に「prompt-assignment」を指定します。
- 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$ を指定します。
- 保存して実行します。
結果:
現在時刻が2020年10月1日 12時34分56秒だとすると「2020/10/1 12:34:56」とメッセージボックスが表示されます。
システム変数を使う方法
日時関連のシステム変数一覧 指定をするときは、其々の変数名の前に「System:」を付けます。「Date」なら「System:Date」と指定します。
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解法:
- 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $System:Year.Number:toString$/$System:Month.Number:toString$/$System:Day.Number:toString$ $System:Hour.Number:toString$:$System:Minute.Number:toString$:$System:Second.Number:toString$ を指定します。
- 保存して実行します。
結果:
現在時刻が2020年10月1日 12時34分56秒だとすると「2020/10/1 12:34:56」とメッセージボックスが表示されます。
注意: v11を知っている人は、「$Year$/$Month$/$Day$ $Hour$:$Minute$:$Second$」と指定したくなるかもしれません。A2019ではこれらの変数は数字型になっていることに注意してください。そのため、文字列フィールドの中では文字列型への型キャストが必要です。型キャストなしに指定すると文字列フィールドで「式が無効です」というインラインエラーが表示されます。