オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

クリップボードのテキストデータを参照する

クリップボードのテキストデータを参照する

クリップボードのテキストデータを参照するにはシステム変数  $Clipboard:Clipboard$ を使います。もしくはクリップボード : コピー元」アクションも使えます。

目次

 

システム変数 $Clipboard:Clipboard$ を使う方法

解法:

  1. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $Clipboard:Clipboard$ を指定します。
  2. 保存します。
  3. メモ帳等で「ABCDEFG」とタイプして、クリップボードにコピーしておきます。
  4. 実行します。

結果:

「ABCDEFG」と表示されます。 

 

クリップボード : コピー元」アクションを使う方法

クリップボード : コピー元」(Clipboard : Copy from) アクションの使い方

クリップボードに保存された値を取得して変数に代入します。

 

出力:

 フィールド名  型  説明
出力を変数に代入
(Assign the output to variable)
文字列 出力を格納する変数を指定 

 

解法:

  1. クリップボード : コピー元」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「出力を変数に代入」に$prompt-assignment$ - 文字列 を指定します。
  2. 「メッセージボックス : メッセージボックス」アクションを配置してアクションの詳細パネルの「表示するメッセージを入力します」に $prompt-assignment$を指定します。
  3. 保存します。
  4. メモ帳等で「ABCDEFG」とタイプして、クリップボードにコピーしておきます。
  5. 実行します。

結果:

「ABCDEFG」と表示されます。 

オートメーション道場