オートメーション道場

RPAツール「Automation 360」(旧Automation Anywhere A2019) の使い方についてまとめていきます。

A2019.19の修正アップデート版

A2019.19の修正アップデート版

A2019.20 (or Automation360.20?)が出てくるタイミングはいつもより遅いですが、A2019.19がリリースされてから何回かビルドがアップデートされているようです。

目次

2月のリリースから4回アップデート

A2019.19は、Enterpriseが元々2/11にリリースされました。このサイトでもお知らせしました。

autodojo.hatenablog.com

 この時のビルド番号は8098でしたが、4月12日現在、8122、8134、8145、8147という番号のビルドがその後、A2019.19の更新版として公開されているようです。いずれもA2019.19を使っていて突き当たる重要な問題を修正しているようなので、もしA2019.19をオンプレミスで使っているのであれば、更新を考えたほうが良いかもしれません。クラウドで使っている場合は、クラウド側で自動的に更新されます。

 

アップデートされている内容

A2019.19のリリースノートに情報が追加されています。

リリースノートの冒頭に追加されているテキストを日本語にしたものを掲載します。

  • システム変数がアクションフィールドで表示されない問題
    (ケース ID 00737695, 00737698)
  • オンプレミスで新しいテーブル変数を作成する際にテーブルサイズがおかしい問題
    (ケース ID 00725978, 00727695, 00736105)
  • ボットエディタでボットを編集し、パッケージ一覧ページを開くと、特定の文字を含むパッケージがある場合エラーになる問題
    (ケース ID 00733529, 00739634)
  • プライベート ワークスペースからファイル変数へのボットの割り当てができなかった問題
    (ケース ID 00727695)
  • 画像認識パッケージ内のアクションで、 PNG 拡張子の拡張子が大文字 (.PNG) のファイルを扱えなかった問題
    (ケース ID 00734972, 00734266)
  • ボットエディター内で、変数名内の大文字が小文字に、ハイフンがアンダースコアに変更されたり、大文字が含まれる場合は表示されない問題
    (ケース ID 00734784, 00734842, 00734999)
  • ユーザー セッションがサインアウトされ、アクティブなセッションが存在しない場合、ボットがマルチユーザー デバイスに展開されない問題
    (ケース ID 00727228, 00722888, 00732830, 00732835, 00733877, 00733362, 00726489, 00733070, 732959, 733160, 733269,733321, 733391, 733435, 733438, 733451, 733680, 733765, 733770, 733790, 733940, 00734067)
  • イメージ認識パッケージ内で、子ボットに「Find Window in Window」が含まれている場合にエラーが発生する問題
    (ケース ID 00727031, 00730358, 00733607, 00733544, 0073464)
  • ループ、リスト、データテーブルアクションでキャメルケース形式の変数名を使うと問題が発生する
    (ケース ID 00733263,00733459, 00733007, 00733988, 00734168, 00733141, 00733074, 00733087, 00733001,00734019)

 

 

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